英語の参考書の種類を知ろう!

賢い英語教材の選び方〜英語参考書の著者が進言!
英語の参考書の「種類」を知ることができれば、「最適な参考書」を見つけることができます。そこで、参考書には、どのような種類があるのかを解説。

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英語の参考書の種類を知ろう!

英語の参考書を、大別すると、以下のようになると思います。

1.文法、単語、長文読解などが解説されている参考書
(例)
1−1 辞書のような分厚い参考書
1−2 サクサク勉強できる参考書
1−3 要点整理の参考書

2.英語学習法が掲載されている参考書
(例)
2−1 TOEICのような「試験問題」を解くためのテクニックが解説されている参考書
2−2 記憶術について書かれている参考書

3.英語の問題集

まずは、上記1〜3とは、どういう参考書なのかについて詳しく書いていきます。
※)さらに詳しい話は、英語の参考書に書いてあります。

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文法、単語、長文読解などが解説されている参考書

文法、単語、長文読解などが解説されている参考書とは、どのようなものなのでしょうか。たとえば以下のものがあります。

(例)
1−1 辞書のような分厚い参考書
1−2 サクサク勉強できる参考書
1−3 要点整理の参考書

それぞれの参考書がどのようなものなのか、まずは、文法の参考書を例にあげてみます。

文法の参考書の目次を開くと、たいてい、「動名詞」「不定詞」「受動態」「関係代名詞」などとあって、本文ではそれぞれの項目について解説されています。

1−1の参考書では、 「不定詞」「動名詞」「関係代名詞」「受動態」など、勉強すべき項目はもちろんのこと、重箱の隅をつつくような細かい文法の解説も掲載されています。つまり、文法で勉強すべきものが、すべて掲載されている網羅性のある参考書のことです。ただ、1ページから順に読むと、高確率で挫折してしまうので、辞書の代わりに使うといいでしょう。

1−2の参考書では、文法の中でも重要な項目に絞って解説されているので、1−1の参考書にあるような細かい文法の解説はありません。「不定詞」はあっても「動名詞」はないという感じで、歯抜けになっていることもあります。しかし、丁寧でわかりやすく解説されているので、「はじめて中学英語や高校英語を勉強する人」「中学英語や高校英語が苦手な人」は、このタイプの参考書から読むといいです。

1−3は、たとえば「高校受験」という目的からみれば、高校受験で出題されやすい重要な文法項目が、モレなく掲載されている参考書のことです。たとえば高校受験で出題されるような項目はモレなく掲載されていますが、試験にでないような細かい項目は掲載されていません。この参考書を読むと、効率的に復習できるので、1−2を読み終えた後に、これで勉強するといいでしょう。

英単語でたとえると、1−1は、いわば「辞書」です。あらゆる英単語が掲載されていて、網羅性があります。
1−2は、たとえば「語源で英単語を覚える」というような単語帳です。英単語を覚えやすいように編集されています。
1−3は、たとえば「TOEICで500点をとるために必要な英単語集」です。「TOEICで500点をとる」という目的からみれば網羅性があります(もちろん、一部の英単語しか掲載されていません)。

なお、たとえば、1−1の参考書がよくて、1−2の参考書が悪いというわけではありません。
これらの参考書は、自分のレベルに応じて、使いわければいいだけです。

詳細は別のページに書いています。

英語学習法が掲載されている参考書

英語学習法が掲載されている参考書の中には、たとえば、TOEICのような「試験問題」を解くためのテクニックが解説されている参考書があります。これは、どのような参考書なのでしょうか。
TOEICでも中間テストでも入試でも何でもそうですが、試験問題には必ず「癖」があります。試験にはどのような癖があって、どのようにすればより正解を導き出せるようになるのかを解説しているのが、このタイプの参考書です。少し、わかりにくいと思うので詳しく解説します。
たとえば、以下のような問題があったとします。
まずは、実際に、この問題を解いてみてください。

以下の(A)から(D)の中から、正しい答えを選びなさい。
(A) 学校に行ったのはケイトです。
(B) パソコンの修理に行ったことが問題です。
(C) パソコンを買ったことが、そもそもの原因でした。
(D) 昔、テレビは面白かった。

「え?問題文がないのに、答えを選べないよ」と思いますよね。
しかし、答えは、おそらく、(B)か(C)のどちらかです。
というのも、以下のようになるためです。

(A) 明らかな間違い
(B) 正解
(C) 正解に近い間違い
(D) 明らかな間違い

このように、4択の問題は「正解」と「正解に近い間違い」があるため、問題文を読むことなく選択肢を2つまで絞ることができることがあります(正解と正解に近い間違いは書いている内容が近いため)。
このように試験を解くためのテクニックが書かれているのが、英語学習法が掲載されている参考書です。
他にも、どのような参考書を読めばいいのか、どのように勉強すればいいのかなども書かれています。

英語の問題集

いわゆる「問題集」です。
英文法の参考書を読んだ後に、解くといいでしょう。

なお、特に、問題集こそ、前のページに書いたように、「自分のレベルよりも1ランク下」を選ぶのをお勧めします。
いきなり、自分のレベルにあった練習問題を解くと、躓いて挫折することもあるので、自分のレベルより下(つまり簡単に解ける問題)をこなして、脳を活性化させて、やる気を起こさせてから、自分のレベルにあった問題を解くといいですよ。

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