◆参考書の種類
1.文法、単語、長文読解などが解説されている参考書
(例)
1−1 辞書のような分厚い参考書
1−2 サクサク勉強できる参考書
1−3 要点整理の参考書
2.英語学習法が掲載されている参考書
(例)
2−1 TOEICのような「試験問題」を解くためのテクニックが解説されている参考書
2−2 記憶術について書かれている参考書
3.英語の問題集
自分のレベルを考えて、英語の参考書を選ぶ必要があります。
具体的に説明します。
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英語が苦手な場合、どのような参考書を選べばいいのか?
たとえば、英語が苦手だった場合、どのタイプの参考書を選べばいいのでしょうか。
お勧めは、上記1−2「サクサク勉強できる参考書」です。
というのも、英語が苦手なうちは、上記1−1「辞書のような分厚い参考書」のような分厚い参考書だと挫折してしまうためです。
それだけではありません。
上記1−1のような参考書は、色々なことが、網羅的に掲載されているがゆえに、説明が簡潔に書かれているので、英語が苦手なうちは、よく理解できません。。少し、わかりにくいと思うので、例をあげてみます。
一番、網羅性があるものとしてイメージしやすいのが「辞書」です。辞書には、ありとあらえる英単語が掲載されています。だから、ものすごく分厚い!しかし、所詮は、紙の出版物なので、ページ数に制限があって、英単語1語ずつの説明が短くなっているのです。だから、例文がない英単語もあれば、当然、音声もついていません。
一方、網羅性がないものとしてイメージしやすいのが、「TOEICで、600点をとるのに必要な英単語」などのような英単語の参考書です。このような参考書は、英単語の数を絞っているので、全部の英単語に例文がついていたり、音声がついていたり、英単語、1語1語、丁寧に解説されています。
もし、英語が苦手なら、後者がいいですよね(逆に英語が得意なら、前者がいいですよね)。
というわけで、英語が苦手なうちは、講義風にサクサク読み進めていける上記1−2「サクサク勉強できる参考書」の参考書の方が挫折しにくいのです。
英語の参考書の選び方
自分のレベルに応じて、どの種類の参考書にすべきか考えた方がいいわけですが、具体的に、どのようにすればいいのでしょうか。
私の方法を紹介します。
1.まずは、英語の参考書の「タイトル」をみます。タイトルをみると、「TOEIC700点」「基本」「入門」などのように、「自分のレベル」にあっているかどうかの「目安」が載っています(あくまで目安)。タイトルを見ながら、自分のレベルにあった参考書を2冊以上、手にとります。
2.1で手にとった参考書2冊以上の「目次」だけ見比べてみます。もし、自分のレベルが「入門」なら、目次をみて「たくさん、勉強することがあるな」と思った参考書を元の本棚に戻してください。つまり、目次に、「不定詞」「名詞」「形容詞」など、たくさん勉強するものがあるようなら、それは、たとえ「入門向き」と書かれていても、難しい可能性があるためです。
3.残りの参考書の「本文」を見比べてください。「本文」を読んでみて、わかりやすくて、サクサク読めるかどうか確認してみてください。どのレベルでも、わかりやすい参考書がお勧めです。
というわけで、本屋で参考書を選ぶなら、上記のようにするといいでしょう。
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