マジックリスニング
マジックリスニングは、普通の英語教材とは違って、英単語や英文法などを学ぶ英語教材ではありません。では、マジックリスニングとは、どのような英語教材なのでしょうか。
英語と日本語では「使用される周波数帯域」が違います。
つまり、英語には「日本人には聞き取りにくい音(もしくは、聞きとれない音)」があるので、リスニングが苦手な日本人が多いのです。聞き取れない音を聞こうとしても、そりゃあ、聞きとれないですよね。
しかし、実は、これは訓練次第で、何とかなります。訓練をすると、日本人が聞き取りにくい音(もしくは、聞きとれない音)を聞きとれるようになるのです。
マジックリスニングは、この訓練ができます。つまり、マジックリスニングを使うと、日本人には聞き取りにくい(もしくは、聞きとれない)音が聞こえるようになるのです。
では、マジックリスニングは、どのように使うのでしょうか。
トレーニングは毎日一時間の12日間、特別な処理がしてある音楽が流れる専用CDを聞くのみです。高周波の音に耳が慣れさせ、英語に多い周波数の高い子音を聞き取ることができるようにします。
左右不規則に聞こえてくる音で音の日本語的予測を断ち切り、英語のリズムを受け入れ可能なようにします。
音楽を専攻する学生の視覚訓練のために開発されたのですが、外国語学習にとても効果的なであることがわかり、効果が国際応用言語学会世界大会
で実証されました。